じゃがいも ないなら、知恵絞れ!?
さて、ポテトチップスの原材料は「じゃがいも」。
じゃがいもは「野菜」。
野菜には、「端境期」(はざかいき)というものがあります。
端境期とは、簡単に言うと野菜の採れなくなる時期のこと。
2020年はコロナの影響もあって、ステイホーム。
なので、想定以上にポテトチップスが売れてしまったこともあり、
今、じゃがいもが足らないのですよね・・・。
例年、5月頃に「じゃがいもが足らないぞ!」となり、
北海道でじゃがいもが採れる時期(7月末ごろ)までに、なんとかせねば!!と
お菓子メーカーさんは、実は水面下で蒼ざめたり、
必死になったりしているわけです。
とはいえ、たくさんじゃがいもを作り過ぎてもよろしくなく、
でも、足らないものは足らないわけでして。
うーん、どうしよう。
そんな中、今回 潔くよくて気持ちよかったのは・・・
アイデアパッケージ
ゴメンナサイ 大阪紅ショウガ天ポテトチップス
いつもは、「大阪紅ショウガ天ポテトチップス」という生のじゃがいもを使った
ポテトチップスを発売していたんですけど、じゃがいもが足らなくなっちゃた!
ならばとお米も使ったポテトチップスを作ってみました!
ゴメンナサイ!(でも、結構おいしいよ)
・・・いいじゃないですか!!
ならば、「買ってみようかな~」って思えますよね。
(いつもの紅ショウガポテトチップスより辛くないのでちびっ子でも食べやすいそうですよ。)
また、湖池屋さんからは・・・
おこめ心地
柚子ちりめん・海老しお
なんていうお米を使った商品も!
これはそもそもは スナック菓子がちょっとずつ重くなってくる世代に対して、
お米を使ったスナックを!という発案だったそうです。
個人的には、二重の網目を重ねたようなチップスの軽やか~な食感に、
カタクチイワシととかつお節のうまみが効いて、ほんの~り香る柚子が後を引く
「柚子ちりめん」がオススメ!
物足りなくないのに、どちらも200カロリー台なのも◎!
ピンチは成長するチャンスなのかもしれないよね、と
新たなお菓子にも目を向けてみてくださいな。