グググッ!!グリコ展に行ってきました! 〜江崎利一の想いはヤケドしそうなくらい熱かった!
ただいま佐賀県立美術館で公開中の「グググッ!!グリコ展」に行ってきました。
はじめての佐賀!前泊→羽田空港→佐賀空港→佐賀県立美術館へ!
グググッ!!を感じるためだけに来ましたぜ。笑
グググッ!!のグの濁点が「ハート型」だし!
!!がポッキーといちごポッキーだし!
(キュンキュン!)
入る前からテンション上がります!
佐賀ご出身のグリコ 創業者 江崎利一さん。
この方が本当にすごいのですよ!!!
実家は薬屋。なのに、お父さんの清七さんがとにかくみんなに尽くしちゃうような方。
知り合いの保証人にもなっちゃうし、借金たくさん!だから貧しい暮らし。。
でも、お父さんからは「お金は世の中に使え」、寺子屋の先生からは「共存共栄」という商売の基本を学んだのだそう。
人のために、世の中のために。
なかなか言えないし、実行できないですよね。
でも、これが1番大事な基本なんだなぁ。
薬売りだけではしんどい暮らし…
だから、利一さんはいろんなチャレンジをはじめます。
例えば…
・塩売り(朝に茶がゆを食べる習慣があったから)
・登記代書業(読み書きができない方も多かったから)
・ワインの瓶詰め販売(大阪で詰めるより、もう樽ごと買って九州で詰めて売っちゃえ!と。コレが大ヒット!)
などなど。
これらが利一さんの創意工夫。
なんでも、すぐに、みんなの困ったをよかったにしちゃう。すごいよなぁ。
ワインのおかげで借金も無事返済。
でも、また動き出しちゃうのが利一さん!笑
きっかけは、あの有名なグリコのグリコーゲンの話。
利一さんの息子さんがチフスになってしまい、なにも食べてくれないし、食欲がない状態に。
そこでカキのエキス(グリコーゲン)を箸の先に付けて舐めさせたところ、体調が回復!
九州大学の先生からは、これからは治療より予防が大切とアドバイスが。
予防…ならば、みんなが普段から食べるものにグリコーゲンを加えるべきだ!
この息子を救ってくれたグリコーゲンを、たくさんの方々のためにも、「菓子」にグリコーゲンを加えることを考えたのです。
グリコの工夫はさまざま。
①名称
②カタチ
③商標とキャッチフレーズ
④広告
⑤販売方法
⑥パッケージ
例えば、覚えていただけるよう名前は短く、四角が主流のキャラメルをハート型に。
神社で1番に手を挙げて走る子を見て、ゴールインマークをインスピレーション!
海水浴場に自販機、映画の一部が見られる自販機、あの三越デパートでの発売などなど。
ありとあらゆる手段で、ときに心理学も使いながらも進める姿は、この当時の方とは思えないくらいの相当な戦略家だったと思います。
ちなみに、人の心を表し、また子どもなめても口に角が当たらないようハート型にこだわったグリコ。
これがどんどん売れてしまい、一時期は大量生産できる四角い型に泣く泣くしたことがあったのだとか。
四角いグリコを、利一さんは泣いて悔しがったのだそう。
ならば、ハート型を復活させよう!と昭和62年に社員がなんとか復活!
利一さんが亡くなってから7年後の出来事ですが、きっと天国の利一さんは泣いて喜んでくれたでしょうね。
今回は他にも…
利一さんのゆかりの江坂神社へ
佐賀グリコでラインの確認や利きグリコなど
茶道教室
と大充実のラインナップでした。
この姿を見て、ゴールインマークを
思いついた(はずなシーンを再現)。
1番うれしかったのは利一さんの熱い想いを、今のグリコのみなさんが引き継いでモノづくりをしているんだなーということ。
さらなる創意工夫で「おいしさと健康」をもっともっと追求してくださいませ!
応援しています!
おもちゃ、ズラリ!
これでハート型に
ジャイアント!
変遷
茶道教室
お茶菓子の中にあのグリコのお菓子も!?
初、お抹茶!意外と苦くない!
プッチン!
かわいすぎる
かわいすぎる その2
佐賀グリコ いろいろ
止まらない汗の中、説明くださいました
お約束!笑
利一さん、熱い熱いその想いは、きちんとグリコのみなさんや私たちにしっかりに届いていますよ。グググッ!!
関係者のみなさま、本当にありがとうございましたー!
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