お菓子勉強家 松林千宏 おかしなブログ

毎日お菓子を食べて、毎日お菓子を勉強しています

お菓子はできたてがおいしい…というわけでもない?

先日ブログに書かせていただきた、「工場で食べたできたてのカールは、とってもおいしかった!」というお話。

 

やっぱりお菓子もできたてに限るよね〜!みたいに思われたかもしれませんが、

そういうわけでもないんですよね。

 

ん?

 

というわけで今回は、できたてじゃないほうがおいしいお菓子のお話を。

 

以前、ロッテさんでガーナの工場見学をさせていただいたときのこと。

 

チョコレートをパッケージに詰め、いよいよ出荷…と思いきや

そのチョコレートたちは倉庫へ。

 

あれ?チョコレートってすぐ出荷しないの?

 

ロッテの芦谷さんにお伺いしました。

 

芦「板チョコは1週間くらい寝かす(エージング)んですよ!

 

チョコの中の油脂がテンパリングされた後、安定な結晶になるまで寝かせると

あの板チョコ独特のパリッとした食感に!

 

なので、数日間倉庫で寝かせてから出荷しているんですよ。」

 

ほー、なるほどね。

 

1週間のおやすみなさいを経て、いよいよデビュー!というわけなんですな。

 

今年の秋もさまざまなチョコレートが発売されていますからねー。

 

寝かせておいしくなった板チョコも、しっかりチェックしてみてくださいな。